「月と海の夜」

作者:WoWo
校正者:おかゆ

 


ディアナの声は腕の中に溺れ、
喉にからまった唾と息の音しか部屋の中へ漏れなかった。
体は密かに震え、寄りかかった机への涙の染みが青く広がり、
月の光がすべてを包んでいた。

それが、キエルが見たソレイユでの夜毎の光景だった。

仕方なく二人で寝たベッドから、ディアナは毎晩抜け出す。
キエルがそれを感じ目をあけると、
隣の小さな個室へのドアが開いているのが見えるのだった。

ドアの隙間からそっと見えるディアナは、とてもとても、切なく見えた。
だが、一番の印象はその寂しさではなく、あのとてつもなく無表情の目。
自分と同じ顔だとやけに目立つあの冷酷さ。
あの、命が無い目だった。
キエルはその目も、涙が潤すと生き返ると思った…そう、
光がその瞳に暮れ残る色をつけた。
ディアナが人間である時は、笑っている時ではなく、
その、心の奥の苦しみが漏れる時なのだ。
キエルは心からそう思った。
ディアナの個人情報を読んだが、
いくら「罪」、「損い」、「義務」と書かれていても、
それはたんなる頭の言葉。
心の言葉ではない。「ディアナ」とはどういうものなのだろう。

キエルは力を得ようとしていた時には
それは頭と心を繋ぐといわれる快感という「力」としか見てはいなかった。
彼女は父から学び、母を見下し、妹を無視して、
グエンに纏わり付いていた。
そして女王がキエルの人生の中に踏み入った。
月の女王。愛された者。美しい者。聖の者。絶対の者。
永遠の者、いや、物。

「…っウィル」
密かに聞こえた名前。
彼女がキエルの歳、いや、ソシエぐらいの歳だろうか。
ディアナが愛した男の名前。
女として、「人間」としてディアナを見てくれた男の名前だ。
キエルは目を細め、唇を軽く噛んだ。
(…完璧な「私」を、昔の私に戻してしまう人)
キエルはいきなりドアを音を立て開いた。
無表情な目をした、びっくりした顔がキエルの方へ振り向いた。

「キエルさん?」
ディアナは軽く目をこすり、体を固くした。
黒いパンツと黒い長袖のシャツ。
キエルが着慣れない、未来的なパジャマに包まれたディアナの体。
手の込んだレースや複数のパーツで出来上がった服、
そういった世界で育ったキエルが想像していた女王の姿ではなかった。
キエルはつかつかとディアナに歩み寄った。
ディアナと同じ黒いパジャマに包まれたキエルは、両手を腰の横でギュッとしめ、
ディアナを見下ろす。
奇妙な目の光が、怪しくディアナの目に映し出された。

「ね、眠れないのですか?」
少しの間二人は見つめあい、わずかな機械の振動が耳をくすぐった。
空気はすべてオート環境システムを通っているので、風が流れない。
フィルターを通った鉄臭い空気が、二人の互いの匂いを、生臭い人間の証拠を消していた。
そう、まるで二人は画面を見ているような感覚を覚えた。
相手の鼓動も息も匂いも感じられず、五感が一つに削られた。
地球で育ったキエルには、それが耐えられなかった。
だが、この生々しい「地球的」なディアナも嫌いだった。

「私は、月の女王のためだからここまでできたのです」
キエルはまっすぐディアナの目を見た。

「今のあなたのような弱い女のために、この数ヶ月間自分を押し殺してきたのか
と思うと…吐き気がします」

冷たい表情に押され、ディアナは震えた。
すべては、ディアナのせいだった。自分の選択と行動は、周りにどんな苦痛を押
し付けたか。だが女王は、一人一人の苦痛より、全体の正義を優先しなくてはい
けなかった。しかしこれは、王女の軽々しいお遊びのせいであった。誰のために
もならない、女王失格の行為。

「すみません…キエルさん…」
ディアナは何故かキエルには弱い自分を見せてしまう…そんな自分に嫌悪感を覚
えた。いくら姿が似ていても、しょせんは赤の他人なのだから。

「謝る事はありません」
キエルはもう一歩ディアナに近づき、
腰をかがめて両手でディアナの顔を上に向けた。

「永遠に、許しませんから」
そこで、キエルはディアナの口に自分の口を押し付けた。

塩の味。そう、悲しみは海の味がするのだった。キエルはふと「外」を思い出し
た。ディアナがいなかった地球の大地、そして海で自分の無力さに対して流した
涙。ハリーに正体に感づかれて、冷たくされたあの悲しみが流した涙。ディアナ
がすべてを奪った悔しさが流した涙。悲しみと命の源、海の水。

ディアナは戦わなかった。疲れた…夜だけには、生きたい。
月が出ている時間…皮肉すぎる。

そう思ってディアナはキエルの首に腕を回して唇を開いた。
ディアナはまだ十九歳。いくら強大な、神秘的な存在でも、彼女は人間。
甘い息を吹き出し、舌をキエルの口へ滑り込めようとした。
その瞬間キエルはディアナの顔を暴力的に後ろに引っ張った。

「もう貴方には何も与えません」
キエルの食いしばった口からつばと怒りの言葉が吹き出た。
指がディアナの顔に食い込み、キエルはディアナの顔を軽く振った。

「い、いや!放しなさいキエルさん!」
ディアナは怖くなり、キエルの腕を掴んで顔から放そうとするが、力が足りな
かった。
「ディアナ様は、生きたいのですね」
キエルはディアナの目に恐怖が少し見えた気がした。

「ディアナ様…私はこれからどうしたら良いのですか?このまま、すべてを無く
した『キエル』に戻ればいいのでしょうか?」
ディアナは無表情の目でキエルを見た。

「さあ、教えてください、女王陛下」

キエルは皮肉そうに笑う、目が少し潤み、下を向くと水が一滴こぼれ、ディアナ
の手にぽとりと落ちた。
涙は腕をなぞって、袖のどこかに染み付いて消えた。

ディアナは今までは、自分が「存在」するだけでそれは人とっての「与え」だった。
微笑むだけで相手は感動で泣き出し、
少しでも言葉を交わせば相手の人生を変えるぐらいの存在だった。
でも地球に来てからはそうではなかった…完全に違う世界、違う人々。
彼らにとってディアナは、憎しみと死の象徴。

…この地球の少女に何を与えればいいのだろう?
与えたくても、何も与えられない。
心の中で何かが溢れ出し、ディアナは混乱の中に溺れた。

キエルはディアナの頭を放し、
手でディアナの体を軽くなぞりながら床へと滑り、倒れこんだ。

「ディアナ・ソレルとして生きていた時、私は不安と自分の未熟さしか感じませ
んでした。私を見ても、相手の目にはディアナ様しか映っていなくて…まるでい
ないようでいるような存在、自分が消えたような…見つかったらこのまま永遠に…」
キエルの目から、涙がぽろぽろと零れ落ちた。

「キエルさん」
ディアナはキエルにあわせて床に跪き、
キエルの顔を、手で自分の顔のへと向けた。
二人の目が合い、感情が一瞬と伝わろうとした時、
キエルはディアナの手を払いのけ、横を向いた。
「キエルさん、わたくしは貴方のすべてが羨ましいのです。わたくしは…昨日も、
今日も、明日も、他人のために息をするのです」
ディアナの声は苦しそうに無理やり喉から吐き出された。
「『自分』のやりたい事はムーンレイスのためにする事です…ただし今回した事
は私の判断のミスです。地球帰還作戦は、わたくしが、自分が幸せを得るための
方法を、他人に押し付けた行動でした」
ディアナは手をキエルの手にのせ、指をキエルの掌へ回し手を掴んだ。

「…わたくしをあげます」
キエルはディアナの顔を再び見上げた。
「それは、どういう意味ですか?」
「キエルさんの為に生きます…キエルさんの願いにすべて従います…ムーンレイスも、
ソレイユも、今までのわたくしの罪を貰っていただいてもらわないといけませんが、
それを望むならすべてを貴方に差し上げます」
キエルの目に怒りが燃え上がった。
「ディアナ様は!ディアナ様は全然私の言っていた事を聞いてなかったのですか?!」
ディアナはキエルの両手を掴んで前に屈み込んだ。

「違います!…わたくしが言っておりますのは…、それ以外わたくしは何もない
と言っているのです!」

「そんな事…そんなのはディアナ様に都合が良いだけではないですか!」

その時ディアナはキエルを床へ押し倒した。
ディアナの右足がキエルの足の間に挟みこまれ、体をキエルの体に押しつけて、
長い黄金の髪の毛が、キエルの顔を囲み、顔と顔の間に小さな空間ができた。
ディアナはキエルの顔を手で抱え、唇をキエルの僅かに開いた口に押し付けた。
「っディぁ」キエルは目を閉じ熱い空気を口と鼻から漏らした。

ディアナはキエルの上に体の重みをかけ、手をシャツの中へ入り込ませた。
キエルの腹部と胸は、熱く、滑らかな肌に覆われていた。
「んん、、」
口付けを続けながらディアナは指をキエルの肌の上に踊らせ、狩をする獣のよう
に体を探った。
キエルはディアナの背中に腕を強く絡め、皮膚をかき混ぜ、時にぎゅっと掴み、
指を食い込ませ、ひそかな温もりを吸い取った。
お互いの唇を軽く噛んだり、吸ったりして、二人は情熱的に激しく口を動かしていた。
絡まった足と股間をこすり上げ、部屋に重なった二人の荒い息の音が鳴った。

やがてディアナはキエルの口を開放した。
「キエルさん…」
目をあけると、瞼がちょっとしか開いてない、汗と赤みが広まっている、性を
感じているキエルの顔があった。彼女の口から激しい息がもれるたび、生暖かい
湿った空気がディアナの顔に当たった。
「ディアナ様…?」
キエルはトロンとしたディアナの顔を見上げた。頬が少し赤く染まり、髪が乱れ、
目の潤んだ、あの生々しい「人間」のディアナが見下ろしていた。
数分お互いの目をじっくり見、二人の顔はまるで相手の瞳に魂を溺れさせようと
しているかの様に、切なげな表情だった。
「キエルさん、貴方を愛します」
そうディアナは言い、キエルのシャツを舞い上げ、ぷっくりした形の良い胸を舐め始めた。
塩水の味がディアナの口に広がった。

ゆっくりした、慣れてない舌が恐る恐る硬くなった乳首に近づいた。たどりつい
たら、ディアナはちょん、と先で乳首を突っつき、唇で摘み上げた。ゆっくり、
ちょっと強く吸う。
「あぁっ、、」
キエルはディアナの頭を抱えた。
最初はデリケートに吸っていたが、やがてちゅば、ちゅば、っと強く吸い上げた
音が二人の耳に鳴った。舌も使い始めて、舐めたり、吸ったり、噛んだり、揉ま
れたりされたキエルの胸。
夢中のディアナをもっと強く抱きかかえるキエル。
「(ちゅば、っちゅば、ぺちょ…)キエルさん…(っちゅ….)ぅん、、」
「ディアナ様…ディアナ様!」
ちゅぽん、と音を立て、口がキエルを離した。胸が軽く振るえ、乳首が固く立ち、
怪しく月光の中で青く光った。二人の荒い息が流れる。
ディアナはキエルの手を優しく掴んだ。
「ベッドに参りましょう、キエルさん」


二人はベッドにゆっくり膝からのり、恥じらいながら相手の顔を見つめた。
「キエルさん、わたくしは女性を…気持ち良くした事がありません…」
「私もです…」
クスっと笑って、二人はお互いに近づいて抱きついた。相手の肩に顔をのせ、髪
を撫でながら、二人は目を閉じた。
「憎いですけれど、尊敬していますよ」
「…」
二人はベッドに横に倒れこんだ。
ディアナは自分の鼻とキエルの鼻とを軽く擦り合わせ、渇いた唇を湿させるよう
な口付けをした。
「羨ましいですけれど、大切に思っています」
二人は苦笑し、ため息をついた。
お互いの青い瞳を覗き、繭糸のように柔らかくて滑らかな髪を指に絡ませ、相手
の香りを吸い込んだ。

キエルはゆっくりディアナの体を軽く腰から顔へなぞり、日中では青い口紅で隠
れているピンクの唇を指先で触った。ディアナはそれを口の中へ取り、軽くしゃぶり、
舌で上下舐めあげた。
キエルの口から、色めいた溜め息が漏れる。
ディアナの皮膚は冷たい感触がしたが、口内は、とても熱かった。

「キエルさん…」
ディアナは口を離し、キエルのパジャマのボタンを一つ一つ外し始めた。
「ディアナ様…」
ディアナは指をキエルの口の上にそっと置いて笑った。
「ディアナと呼んでくださいますか?」

女王はキエルの上着を体から滑り落とし、自分の上着も脱ぎ捨てた。
再びキエルの上に圧し掛かり、大きな月白い胸をキエルの形のいい日焼けた胸に
軽く押し付けた。キエルはひんやりとしたディアナの皮膚にピクリと反応した。
自分の汗でしめった体には気持ちよかった。…そして彼女はディアナの肌の白さ
…いや、青き光から目を離せなかった。
「ディアナさ、ディアナの肌は本当に月の神様のように美しいですね」
ディアナは悲しい顔をキエルに見せた。
「長い冬眠の影響でしょう…」

(ディアナ…)
キエルはディアナを掴み二人の体の位置を回転した。足をディアナの両側へ密着
させ、完全に女王を挟み込んだ。
枕に沈めたディアナの顔はあまりにも無防備で、愛しくて、キエルは自分の状況
を忘れるところだった。

(私の下に寝ている半裸体は月の女王)

彼女の背中に震えが走った。目をギュッと瞑り、顔を天上へ向けた。
(これが…力ですか、グエン様…)
キエルはディアナの胸に口を下ろし、歯で硬くなった乳首を噛んだ。
ディアナの目がギュッと閉まり眉間に皺を寄せ、小さな塩辛声で叫んだ。
「あっ!?キ、キエルさん!痛いです!」
ディアナはキエルから離れようとしたが、キエルは構わずディアナの乳首を弄んだ。
左手でディアナの両手を彼女の頭の上に押し付け、右手をディアナの足の間
に押し付けた。ディアナの膣を、布の上から押し、強くこすった。
「あっ!あっ、あっ、あっ、、」
ディアナの呻き声が部屋に吐き出された。太ももを強く締め、キエルの手を押し
出そうとする。
ディアナの臍下からくすぐったい狂喜の気持ちが体中に広まった。いつも一人の、
いままで監視されプライバシーがなかった女王が、慣れていない感覚。
暴れる体。湿った下半身。
「私を愛してくれるというのですか、ディアナ」
キエルは手の動きを止め、人差し指をディアナの陰核をぐっと押した。
ディアナは目を強く閉じ、粛然と震えていた。
「わたくしは、わたくしは」
泣き声だった。

「…」
ディアナは手をキエルの股へ伸ばした。
「キエル…様」
上目をキエルに向け、下着の下に手を滑り込んだ。指先がふさふさの毛を下り、
濡れた肉ビラにたどりついた。ウィルと違う、自分と同じ性器。ただしこれはキエルの性器。
二人は目を合わせ、キエルは不思議そうな表情を顔に浮かべた。
ディアナは唾をごくりと飲み込んだ。
期待と懸念。
性教育を受けたことがない、経験があまりにも少ないディアナは、
自分の数少ない自慰を知識の元にしなくてはいけなかった。
(あ、ここが…)
ディアナはキエルの陰核を押し、円を描く用に丁寧に動かした。
「んん、」
キエルの体からは力が抜け、ディアナの体の上に零れ落ち、その顔をディアナの
首の横に埋めた。
ディアナは何が何だか分からず、頑張ってキエルを気持ちよくさせようとした。
「ぅぅ、、う!んっ、はぁ!んん!」
ディアナの髪がキエルの顔にべったりと粘着し、シーツが苦しそうな表情を世界
から隠した。
(女王様…女王様…)
その言葉だけがキエルの頭に鳴り響いた。
陰核は大きく勃起し、触るたび更に敏感になっていった。
ディアナの雪の様に白き指が上の割れ目から流れる愛液に塗れ、まるで溶けていく
ような光景だった。
耳の横に吐かれるかすれた息が、ディアナを熱狂させた。
「私に、入れてぇ」
「え、入れるとは…?」
キエルは一瞬固まったが、次には嘲笑が吹き出された。
「女王様はもうちょっと仕込みがいるようですね」
ディアナは「女王様」にピクッと反応した。女王…もうあんな生活は拒む。
キエルだけには…キエルだけにはディアナとしていたかった。

「わたくしは、ディアナです!」
ディアナはキエルの陰核を摘み上げた。
キエルからかはっと奥から大量の空気が吐き出され、
背中が反り、足が震え、彼女は女にはじめていかされた。

「あ…なた…なんかに!」
キエルはディアナの顎に左手をかけ頭を後ろに押さえつけ、右手でディアナのズボンと
下着を膝まで引き摺り下ろした。
「あっ!」
ディアナは体が強直した。
キエルは足をつかみぐいっとディアナの下半身を胸の方に曲げた。下腿を右の肩に乗せ、
ディアナの陰毛に囲まれた牝穴を空気に晒した。糸遊が見えると思うほどの熱く濡れた性器
が、キエルの右手を誘う。
「あ、やめ、キエルさん!?」
キエルは三本の指でずぶ濡れの陰唇をこじ開け、膣の中へねじ込んだ…いや、吸い込まれた。
ディアナは小さな悲鳴をあげた。
(女王様が、こんなに濡れている…女王様の膣…)キエルは湿った舌で唇を舐めて、ディアナ
の開いた口を塞いだ。
「(んん!?むぅ!んんん〜!)」かすれた喉の叫びがキエルに飲み込まれた。
キエルは指を曲げ、ディアナの壷の上壁を擦りあげながら激しく指を出し入れした。
愛液が穴から溢れだし、肛門を濡らしシーツに滲み、キエルの手からも滴り落ちた。
強く女性の匂いを放ちながら、ディアナの性器は激情と淫靡の原点になりきってた。
(ウィル、駄目です、いけません!ああ!わたくしが、わたくしが!キエルさん!キエルさん!キエル様!)
気違いじみている心の叫びをあげながら、ディアナは痙攣を起こし、ベッドを揺らがせた。ディアナの身体
の下にひかれたシーツには、染みが広がっていた。
ねちょ…
キエルはディアナから指を抜いた。弛緩した体を誇らしげに見つめ、ディアナの蜜を指から美味しそうに舐りとった。
ディアナは顔を両手で隠し、屈辱による涙を流した。

「ディアナ…、ディアナ…、ディアナ…」
キエル・ハイムは、生暖かい官能的な息をかけながらディアナ・ソレルの耳の中に囁いた。額に張り付いた
髪の毛をそっと払い、ディアナが泣き止むのを待っていた。

 


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